ゴスロリ
ゴスロリとは、日本のサブカルチャ―で、ゴシック・アンド・ロリータの略称です。ゴスロリの意味するところは、ゴシック調のロリータ趣味とでも言うのでしょうか、ファッションではお嬢様系のロリータファッションなどの一部がゴロスリにあたります。ゴスロリに対する見方は、人それぞれで、ファッションのトレンドと言う人もいれば、ファッションとは関係ないという人もいて、ゴスロリについての見解はバラバラな状態ですが、一見カルチャートレンドの流れを汲んだような雰囲気も無きにしも非ずですが、結局のところファンタジー系のアニメと連動したような、空想時代小説的な産物と言えます。
したがってまともに出所出典を探しても、あまり意味がないといえるでしょう。ひとつの現象で、哲学的な背景や精神的なバックボーンについて何があるかと言えば、こじつけ的なモノしかなく、さまざまなメディアのコンテンツが入り混じり、独自のゴスロリと言うファンタジーワールドを構築され、ファンションメーカーがちゃっかりゴスロリのブームに便乗した形で、いろいろな製品を販売しているだけのことに過ぎません。
とは言え現代社会のイジメや疎外などの問題に対する少年少女たちサンクチュアリとしての意味は大きいと言えます。ゴスロリもサブカルチャーとしての歴史を重ねるうちに、派生的なコンセプトが付加されていっていますが、日本のアニメ同様、世界的な広がりがあって、アメリカやヨーロッパでも、ゴスロリの信奉者がいるようです。
ゴスロリにも次々といろいろな概念がくっつけられていますが、パンクと融合したゴスパン、グロテスクなテイストを加えられたグロロリ、和風テイストの和ゴス、SFのしバーワールド的なサイバーゴスと、後から後から、飽きもせずに色んなゴスロリが考案され、それをデザインコンセプトにしたファッションも次から次へと販売されていくのには、なんとなくサブカルチャーとして、ゴスロリのゲリラ的な性格が窺えます。
ゴスロリと言っても、受け止めるほうの解釈の仕方で、どうにでも解釈出来てしまう、言わばアナーキーな東京そのものと言う感じがしないでもありません。その辺の無制限さがゴスロリの本質であり、魅力と言えます。傍でゴスロリについて話しているのを聞くと、結構皆さん熱くなって話されていますが、いかにも日本人らしいサブカルといえますが、それを飯の種にして、まんまと大儲けしている人が入ると思うと、なんとも不条理な感じがします。