温風ヒーター
温風ヒーターは機械内部で暖かくした風を送り出す暖房器具で、ビルや展示場、または工場内などに設置される大型の物から、トイレの中やデスクの足元だけを暖める小型の物まで多くの大きさの種類があります。
温風ヒーターは、熱源に使用される燃料や加熱方式にも幅広い種類があって、大きさや用途、必要とされる発電量、風力、設置場所、使用できる燃料などによって更に多くの種類の製品が販売されています。
温風ヒーターは現在の交通手段である電車や飛行機、自動車、バスなど殆どすべての場合取り付けられていますが、充分な暖房設備として機能し始めたのは割りと最近になってからではないでしょうか。1980年代頃までは、電車の中の温風ヒーターはシートの足元などに設置されていましたが、温風がふくらはぎ部分に直接あたり、長時間同じ場所に風を受け続けていると低温火傷するような高い温度で吹き出し口から出ている事もありました。
現在そのような事が起きれば、訴訟問題にでもなりえそうな話ですが、当時は「熱くなりすぎるから定期的に組んでいる足を組み替えるのが冬の電車の乗り方だ」とうんちくのように語る人もいたぐらいでした。
温風ヒーターには密閉された一部に風を送り込むような物もあって、コタツの中に温風を送り込んで電気代を節約できるような物もあるようです。
最も普及している温風ヒーターといば石油ファンヒーターでしょう。ただ昨今の原油価格の高騰で、燃料となる灯油が高くなっている事で、石油ファンヒーター離れが進んでいる傾向もあります。原油高は電気代自体も値上げになる要因となるので、石油ファンヒーターの変わりに何を暖房器具として選べばよいかと言う点は、それぞれの家庭や企業、使用場所において様々な暖房の方法を比べてみる必要があるでしょう。
学校などの施設では、暖房器具が設置されていないところも多かったのですが、1990年代頃から多くの学校に設置されるようになりましたね。
関東以北などの低温になる地域では、石油ストーブが教室の中央に設置されていましたが、現在では全方位式の温風ヒーターに変わっているところも多いようです。壁の上部にあるような暖房器具の場合、温風の吹き出し口の位置で教室内の全体が均一に温度をあげる事は難しかったのですが、全方位温風ヒーターなら、ある程度均一に温度を上げることが可能です。設置されている位置が低い事で温まった空気が循環しやすく、結果的にエネルギーを節約する事もできます。